やりがいある仕事だと気付いて
不動産業界へ復帰

不動産業界の魅力を再認識したことが入社の決め手です。

もともとは建売住宅を扱う不動産会社に勤務していましたが、休日出勤が当たり前でワークライフバランスが崩れてしまい、メーカーの営業職に転職しました。しかし、実際に勤務してみると、決められたものを売る業務にやりがいを感じられませんでした。

不動産は同じ広さの土地であっても、それぞれに適した形で売却する必要があり、とても多種多様です。また、権利関係が複雑化し活用が難しい「底地」と呼ばれる不動産を仕入れて、権利を調整し売却をするという現在の業務にこの業界の奥深さを感じました。
それで、当社への入社を決めました。

裁量が大きい会社だからこそ
成長できた

入社してから1年半ほどで主任になり、昨年2023年に担当課長、そして今年2024年1月から課長に昇進できました。スムーズに昇進できた理由は、私にとって成長しやすい環境だったからだと思います。当社は教育体制が整っていますが、良い意味で放任主義なんです。自分のやり方で仕事をさせてもらえますし、意見も言いやすい雰囲気です。しかし、上司や先輩がしっかりと見守ってくれて、必要なときには指導してくれます。

それから、周囲に尊敬できる上司・先輩が多かったことも成長できた理由です。いろいろな人の仕事のやり方を見て真似して、自分に合った仕事のやり方を身に付けました。

真摯に対応することで
感謝してもらえる

楽しんで仕事に取り組んでいますが、ときにはプレッシャーやストレスを感じることもあります。例えば、老朽化した物件から退去してもらう明け渡し交渉で入居者の方を訪問すると、最初は良い相手と認識してもらえないことがほとんどです。そこで、いつも相手に喜んでもらえるように対応することを意識しています。

とても感動したのが、1年ほどかけて物件の明け渡し交渉をしていたお客様とのエピソードです。そのお客様とは、交渉途中でぶつかってしまうことが度々ありました。しかし、明け渡しの交渉が完了したタイミングで一般職から主任へ昇進したことを報告するとケーキでお祝いしてくれたんです。感謝もしてくださいました。真摯に対応したことが伝わったとわかり、大きな達成感が得られました。

仕事をきちんと評価してもらえる環境

仕事は大変ですが、会社がその働きぶりや実績をしっかり見てくれ、適正な評価をしてくれていると感じています。土日休みで残業少なめという状況にもかかわらず、比較的良いお給料をいただけているのではないでしょうか。

周囲の同僚や部下、後輩たちも私の働きぶりを見てくれているように感じます。ある後輩から「藤田さんがいてくれると、雰囲気がまろやかになる」と言われたときは、うれしかったですね。会社を安心して現場から戻れる場所にすることが、直近の目標でしたから。営業や交渉は必ずしもうまくいくとはかぎりません。そのようなときでも、会社が気が休まるような場所であれば、また頑張ろうと気持ちを切り替えられると思い、この目標を立てました。

この仕事はプレッシャーが大きいですが、やりがいがあります。また、社員同士がサポートし合える環境が整っていると思いますし、きちんと評価もしてもらえることもうれしいですね。総合的に見てとても満足しています。