大学のゼミでは街づくりの研究をしていたのですが、街の歴史を調べて街の成り立ちから、発展し変化していく様子を勉強する中で、不動産業界に興味を持ちはじめました。当社を知ったのは就活エージェントの紹介です。不動産業界の中でも底地や居抜きというニッチな市場でトップを走っているという点に魅力を感じました。いちばんの決め手となったのは、最終面接の前にインターンという形で先輩社員の仕事に半日同行させていただいたことです。物件の調査と不動産仲介業者様への飛び込み営業を見ることができ、働くイメージがつきました。また、先輩社員がいきいきと仕事をしている姿を実際に見て、こういう先輩がいる会社で働けたら楽しそうだなと思いました。
新入社員研修を受けた後に営業部に配属され、約半年間、メンター役の先輩社員の下について仕事のやり方などを教わりました。1年目は基本的には仕入の営業とそれに関わる書類作成が主な仕事です。仕入の情報が得られたら、現地で調査をして、役所でその土地や付近の道路などに関する情報を調べ、物件の潜在的な価値を見極めます。また付近の不動産仲介業者様から土地の相場などをヒアリングしてその物件の価値を査定します。会社の許可が出たら不動産仲介業者様を通じて、土地を売ろうとしている所有者様から購入します。一口に仕入と言っても様々な仕事があり、それぞれに専門知識が必要で変化に富んでいることが仕事の面白さにもつながっていると思います。
仕入の仕事は、基本的には不動産仲介業者様に飛び込みで訪問し、物件の情報を得ることから始まります。不動産仲介業者様だけでなく、税理士様や弁護士様から情報を集める場合もあります。営業先は自分で自由に決められます。物件の情報を得るには、人脈づくりも大切なことです。私の出身大学では、情報交換と親睦を深めるために、不動産業界にいるOBの集まりが毎月あります。そういう場にも積極的に出ていって業界の人脈を広げ情報収集をしています。とにかく地道に様々な努力をしていくことが次につながると思っています。
私は1年目の秋ごろ初めて仕入をすることができました。普段から同期の誰よりも多く回ろうという意識で営業をしてきた結果でもありますが、何よりも周囲のサポートがあったからこそ、この結果につながりました。自分ひとりでは知識不足な面があり、売主様との話をまとめるのも難しかったですが、上司や周囲の先輩方が丁寧に教えてくれたおかげで無事契約できました。この経験により自分の中の知識量も増え、次からの営業にも活かすことができました。