入社を決めた理由は2つあります。
一つは、ここでしかできないと思えるような仕事に携われることです。就職活動のときには、漠然と大きな仕事をしたいと考えていました。不動産業界を希望の選択肢として調べている中で、当社のWebサイトを見たときに「底地」という単語を見かけ、調べてみると社会的な問題となっていることを知りました。不動産と聞くと、マンションや戸建ての売買などをイメージしますが、当社はこういった社会に貢献できる仕事に取り組んでいることに魅力を感じました。
もう一つは、ワークライフバランスです。面接の後に実施されたインターンシップに参加していたときに、先輩社員に働きやすさなどを質問しましたが、この会社ならワークライフバランスが保てるだろうと感じて、入社を決めました。仕事がどんなに楽しくても、仕事だけの生活は望んでいなかったためです。
現在の主な仕事は、底地や老朽化したアパート案件などの仕入れから、その物件を売却するまでを担っています。業務の範囲が広く責任も大きいですが、とてもやりがいがあります。入社2年目でここまで任せてもらえるのは、うれしいですね。
就職活動中に思い描いていた「大きな仕事がしたい」という希望も叶ったと思います。それを感じたのは、昨年2023年に手掛けたプロジェクトです。築年数の古いアパートを仕入れて解体し、土地を建売業者に販売した際、その土地に新しく建つ建物の完成予想図を見せてもらいました。手の施しようがないほど老朽化したアパートがあった場所に、こんなにきれいな建物ができるんだと感動しましたね。自分が手がけた仕事によって町の一角が変わることを実感できたプロジェクトでした。
この仕事はやりがいがありますが、簡単ではないと思うこともあります。なぜなら、不動産の仲介業者が扱うのは、マンションや戸建てなどがほとんどで、私たちが購入を検討する底地や古いアパートの数は多くはないからです。
そのため、該当する物件が見つかった際、お客様に私のことを真っ先に思い浮かべてもらうよう、心がけています。そのためには、お客さまと仲良くなることがカギだと思い、できるだけ良い関係を築きたいと思っています。相手と自分の間で何らかの共通点があると話が盛り上がるので、仕事以外の話もしますね。
その甲斐もあって、物件を紹介していただけるだけでなく、休日に一緒に飲みに行くほど良い関係が出来上がったお客さまもいます。仕事を通じてお客様との関係が構築でき、コミュニティが広がることもこの仕事の魅力だと思います。
今までは、目の前にある一つひとつの物件に真摯に向き合って、小さなことでもコツコツと仕事を進めてきました。それは今後も変わりませんが、もっと大きなプロジェクトに関わりたいと思っています。
入社したばかりの頃は飛び込み営業のたびに緊張していましたし、どう話したらよいかわかりませんでした。しかし、上司や先輩社員がサポートしてくれましたし、経験を重ねて大きく成長できたと思っています。
これからは、培った経験を活かして、多くの取引先と関われるようなプロジェクトに挑戦したいです。このように挑戦したいと声を上げると、上司や先輩社員が協力してくれるのも、当社の魅力ですね。